ASH HEAD BREWERYは、鹿児島県霧島市の自然豊かな地で2024年11月に醸造を開始した新進気鋭のクラフトビールブルワリーです。
霧島連山のシラス層を通って湧き出る、鉄分をほとんど含まない超軟水を仕込み水に使用し、その水のやさしさとまろやかさが、ホップやモルトの香味を際立たせるビールへと昇華されています。

代表・永川祥平氏は、元々エンジニアとして海外で活動する中で、地域ごとに根ざすクラフトビール文化に心を打たれ、「自らのビールで地元の文化を醸す」ことを志すようになりました。独学から始まり、ビールの聖地・米国オレゴン州ポートランドへ渡って醸造を学び、ついに自身のブルワリーを立ち上げるに至りました。

ビールのレシピは、ポートランドで培った経験と、日本の自然と食文化へのリスペクトが融合したもの。ファーストバッチには、名焼酎蔵・万膳酒造の仕込み水を使用するなど、鹿児島の地の魅力をビールに込めています。

ブルワリーのある小浜ビレッジは、「FUTURE VILLAGE=新しい村」という理念のもと、資本主義経済の枠を超えて本当の豊かさを目指すプロジェクトとして展開されており、ASH HEAD BREWERYもその一翼を担っています。

ASH HEAD BREWERYのビールは、単なる嗜好品にとどまらず、地域の文化や想いを伝えるメディアとして、多くの人に新たな価値と出会いを提供しています。

霧島の大自然と人の物語が詰まった一杯を、ぜひ味わってみてください。