合資会社ベアードブルーイングは、2000年にブライアン&さゆり・ベアード夫妻によって静岡県沼津市で創業されました。
2014年には伊豆・修善寺の狩野川ほとりに広がる美しい土地に「ベアードブルワリーガーデンズ修善寺」をオープンし、農園型ブルワリーとして自然と共生しながらクラフトビール造りを続けています。

ベアードブルーイングの理念は「No Fear, Just Beer(恐れることなかれ、ただのビールじゃないか)」であり、万人受けを狙うのではなく、ビール本来の多様性と奥深さを大切にしています。「Balance + Complexity = Character(バランスと複雑さがキャラクターを生む)」という哲学のもと、バランスに富み、複雑で個性的なビール造りを追求。伝統的な製法にこだわり、小規模で手間ひまを惜しまず、最小限の加工と自然な発酵を重視したリアルエールを提供しています。原材料にもこだわり、フロアモルティングの大麦、ホールフラワーホップ、自家井戸水など、自然で誠実な素材のみを厳選。ビールの本来の味わいと個性を最大限に引き出しています。

修善寺ブルワリーでは、最新設備と自然環境への配慮を両立し、エネルギー回収や再利用、排水処理、太陽光発電、敷地内での樹木・果樹栽培など、サステナビリティにも力を入れています。畑ではオーガニックのホップや野菜、果樹を育て、お客様とともに収穫イベントやアウトドアフェスティバルを開催。夏にはキャンプ事業もスタートし、「ビール+自然=パラダイス」を体現する場として地域コミュニティの拠点にもなっています。

ブルワリー内には20タップのテイスティングルーム「ブルワリーガーデンズタップルーム」や、ビールの醸造風景を見下ろせるオブザベーションコリドー、地元産品を扱うショップなども併設され、訪れる人が新鮮なビールとともに、自然や人との温かな交流を楽しめる場所となっています。

ベアードブルーイングのビールは、手作りによる丁寧な製造と、伝統への敬意、そして独自のインスピレーションに満ちており、「本当に飲みたいビール」を造ることに全力を注いでいます。日本のクラフトマンシップと“おもてなし”の精神もDNAとして受け継ぎ、ビールを通して人と人の絆や幸せ、人生の豊かさを祝福し続ける――そんなクラフトビールブルワリーです。