バタフライブルワリー(Butterfly Brewery)は、愛知県春日井市に2021年11月に誕生したクラフトブルワリーです。
コンセプトは「音楽を聴きながらビールが飲める場所を」。
醸造所では一年を通じてミニコンサートを開催し、地域の人々が音楽とともに気軽に集える憩いの場をつくり出しています。

ブルワリーの名前は、春日井市の形が蝶に似ていることに由来しています。蝶が羽ばたくように、クラフトビールの世界で自由に舞い上がっていきたいという想いも込められています。
創業者は世界各国のクラフトビール文化に魅了され、地元春日井でその魅力を広めたいと考えました。妻の後押しを受けて創業を決意し、その妻の想いを今も大切にしながら醸造を続けています。

ビールはペールエールやIPAなど多彩に展開されており、現在は12種類をラインナップ。
それぞれに「サックス」や「フルート」といった楽器の名前が付けられ、音楽家だった妻のアイデアが息づいています。華やかな香りやフルーティーな味わいが特徴で、瓶ビールは贈答用としても人気。グラウラーでの量り売りも行い、エコで身近な楽しみ方も提案しています。

また、ビール醸造で生じる麦芽かすを大学の農学部に提供し、ヤギの飼料として活用するなど、SDGsを意識した循環型の取り組みも行っています。

地域初のクラフトビール醸造所として、バタフライブルワリーは「音楽とビールが織りなす時間」を提供しながら、春日井の街に笑顔と彩りをもたらしています。