岸和田ビールは、大阪・岸和田で鏡板(タンク端部)をつくってきた鉄工所・北海鉄工所が、自社設計・自社製造の醸造設備で挑むクラフトビールブランドです。
きっかけは「自分たちの手でつくったタンクのビールを、みんなで飲みたい」。その“わがまま”から生まれた情熱は、ものづくりの技術継承と地域への恩返しへとつながり、2022年9月に販売をスタートしました。
目指す味わいは、誰もが乾杯できる「飲みやすさ」。小麦麦芽を贅沢に使った柔らかな口当たりの「鐵工(てっこう)」、ローストとカラメルの香ばしさが広がる黒ビール「黒鐵(くろがね)」、軽やかな喉ごしでビギナーにも好評の「白鐵(しろがね)」と、定番3種はいずれもバランス重視。そのままはもちろん、提案しているビアカクテルでも新しいおいしさに出会えます。
“岸和田生まれ”であることにもこだわり、泉州の特産品を使ったフレーバービールや、地元酒蔵との酒粕コラボなど、地産地消のものづくりを推進。収益の一部を「こどもMIRAI基金きしわだ」に寄付し、麦芽粕の肥料化や牡蠣殻を活用した濾過水の研究など、SDGsにも実直に取り組んでいます。
世界に一つの宇宙船のような自社タンクで仕込み、地域の人と笑顔を分かち合う。
岸和田ビールは、鉄工所のクラフトマンシップが息づく、まちの誇りになる一杯です。
