Masters Brewing(マスターズブリューイング)は、静岡県沼津市の駅前に醸造所を構えるクラフトビールブルワリーです。
2022年11月に醸造を開始し、富士山の伏流水を仕込み水に使用した、香り高く個性豊かなビールを手づくりしています。運営するのは株式会社マスターズブリューイング。代表であり醸造責任者の益谷尚豪氏は、漁師や鮮魚店経営を経て、地元沼津の街をさらに盛り上げたいという想いからブルワリーを立ち上げました。
港町・沼津は、駿河湾の豊富な海の幸と富士山の恵みの水に育まれた街。イギリスの港町ポーツマスを思わせる立地で、海風を感じながらクラフトビールを味わうのにこれ以上ないロケーションです。マスターズブリューイングでは、この街にふさわしい多様なビアスタイルを展開し、「百人百通りの楽しみ方」を提案しています。喉越しを重視した爽快なビールから、香りを際立たせたアロマティックなタイプ、ゆっくりと味わうハイアルコールビールまで、少量生産ならではの自由な発想と遊び心が詰まっています。
ブルワリー名の「Masters」は、“技を極めた職人”を意味します。英語のMaster、ドイツ語のMeister、イタリア語のMaestroのように、それぞれの道で頂点を目指す姿勢を表現しています。醸造技術の研鑽、料理や接客へのこだわり、そして地域への誇り。
そのすべてを極める人たちが集う場所こそが、マスターズブリューイングです。
沼津は今、ベアードビールやリパブリューなど多くの醸造所が集まる「クラフトビールの街」として注目を集めています。マスターズブリューイングは、その一翼を担い、富士山伏流水で仕込む地元発のクラフトビール文化をさらに広げていく存在です。
直営の2階ビアパブでは、醸造したてのビールをはじめ、全国から選りすぐったゲストビールを提供。姉妹店の鮮魚店から届く駿河湾の海の幸や地元野菜とともに、沼津らしい“海とビールのマリアージュ”を楽しむことができます。
日替わりのメニューとともに、訪れるたびに新しい味と出会える——そんなワクワクが詰まったブルワリーです。
