道後ビール(DOGO BEER)は、愛媛県松山市・道後温泉の地で1895年に創業した老舗酒蔵「水口酒造」が手がけるクラフトビールブランドです。日本最古の名湯といわれる道後温泉とともに歩み続けてきた蔵元が、清酒造りで培った技と感性を活かして、1996年に新たにビール醸造をスタートしました。
仕込み水には、西日本最高峰・石鎚山や高縄山系の伏流水を使用。ミネラルをほどよく含むやわらかな水が、まろやかで優しい味わいを生み出します。ビール造りの理念は「湯上がりの一杯を最高の体験に」。長い歴史を誇る温泉地で、旅人の喉を潤し、心を癒す一杯として愛されています。
ラインナップには、清らかな喉ごしの「ケルシュタイプ」、芳ばしい香りの「アルト」、コクのある「スタウト」、香り高く軽やかな「ヴァイツェン」などが揃い、いずれも職人の丁寧な手仕事から生まれる逸品です。地元産の素材を活かした季節限定の「道後エール」なども展開し、訪れる人々に道後ならではの味わいを届けています。
水口酒造は創業以来、銘酒「仁喜多津」をはじめとする清酒や焼酎、ジンなど多彩なお酒を手がけてきました。その根底にあるのは、「お酒を通して人と人を結び、日常を豊かに彩る」という想い。伝統を守りながらも常に新しい挑戦を続け、地域に根差した“道後物語”を紡いでいます。
歴史と文化が息づく街・道後で、温泉とともに楽しむ一杯。
道後ビールは、古き良き日本の情緒とクラフトマンシップが融合した、心に残るビールです。
