麦と葡萄 牛久醸造場は、茨城県牛久市に拠点を置くブルワリーで、ビール、ワイン、シードルと多彩なお酒を手がけています。
代表の角井智行氏は、牛久シャトーでの経験を経て「世界に通じる酒を造りたい」という思いから2019年に独立し、株式会社麦と葡萄を設立。
2020年には免許を取得し、自社工場でのビール醸造を開始しました。牛久市女化の畑では自らぶどうの栽培も行い、地域に根差した酒造りを進めています。

立ち上げから間もなく、ビールはジャパン・グレートビア・アワーズでゴールドを受賞し、シードルやワインも各種コンクールで高い評価を獲得。2025年にはWorld Beer Awardsで世界一に輝くなど、国内外でその実力を示しています。
フラッグシップとなる「Beyond the border」はビールとワインの境界を越えた意欲的な一杯で、ほかにも福来みかんを使った「笑う門には福来る」や香り豊かな「ワンダーフォーゲルIPA」など、個性豊かなラインナップを揃えています。

シンボルマークは「ばらの花のつぼみ」を意味する「エピヌ」。茨城で醸したお酒が人々の心に宿り、幸せな時間をともに過ごしてほしいという願いが込められています。
直営店では、常時10TAPから新鮮なビールを量り売りで購入でき、気軽に試飲も可能。専用グラウラーやリユースボトルを使って、キャンプや公園など屋外でも楽しめます。

地域との協働や教育的な取り組みにも積極的で、中学校の生徒と一緒に造ったフレッシュホップビールや、地元果物を使ったシーズナルビールも話題となっています。

牛久から世界へ。
麦と葡萄 牛久醸造場は、自由な発想と確かな技術で新しい酒文化を切り拓き続けています。