札幌・桑園エリアに誕生した「Streetlight Brewing(ストリートライト・ブルーイング)」は、合同会社札幌醸々が運営するクラフトビールブルワリーです。

もともと食品倉庫だった建物を改装し、札幌市内でも最大規模となる醸造設備を備えたブルワリーとタップルームを併設。大きなタンクで仕込まれる多彩なビールを、その場でグラスに注ぎ、できたての味を楽しむことができます。
缶ビールのテイクアウトやオンライン販売も行い、札幌の地から全国へと“街灯”のように小さな光を届けています。

「Streetlight」という名には、“グラスに注がれるビールは街に降り注ぐ光”という想いが込められています。
飲む人の心を明るくし、その光が街に広がっていくように──決して大きな光ではなくても、小さな光を積み重ねることで、多くの人の暮らしを照らしていきたい。
そんな願いが込められたブルワリーです。

立ち上げの背景には、公務員から転身した宮口晃一さんをはじめ、コピーライターやフリーの醸造家として活動していた仲間との出会いがありました。震災復興支援で造ったフルーツビールや、ポートランドで体感したクラフトビール文化から得たインスピレーションを原点に、札幌に人が集まり、楽しさが広がる場をつくりたいという想いが形になったのです。

現在は、定番のペールエールや季節限定のサワー系など、多彩なラインナップを展開。タップルームには近隣の常連客から国内外の観光客まで幅広い人が訪れ、会話を楽しみながらビールを味わう姿が日常の風景になっています。
未来に向けては第2工場の開設も視野に入れ、札幌から新しいクラフトビール文化を発信し続けています。