U.B.P Brewery(ユービーピーブルワリー)は、埼玉県さいたま市浦和区にあるクラフトビール醸造所兼パブです。
2022年、浦和ワシントンホテル1階にオープンし、浦和区初のブルワリーとして注目を集めています。

運営は株式会社URAWA・BEER・PROJECT。代表の小林健太氏は、浦和レッズの熱烈なサポーターであり、「ビール×フットボールの文化を浦和から世界へ」というミッションを掲げています。

小林氏は、北浦和の『BEER HUNTING URAWA』(2015年開業)や浦和駅前の『BEERNOVA URAWA』(2019年開業)を手がけ、埼玉県内のクラフトビールカルチャーを牽引してきた人物。国内外の醸造家と深いつながりを持ち、クラフトビールを通じて「まちの文化」を育てることをライフワークとしています。

醸造を担うのは、宮崎ひでじビールで経験を積んだ鰐川崇氏。得意とするラガータイプを中心に、全国の人気ブルワリーとのコラボレーションビールや、ピルスナーとは異なる個性的なスタイルにも挑戦しています。仕込みや発酵には丁寧な手仕事が光り、飲みごたえと繊細さを両立した味わいが特徴です。

U.B.P Brewery の店内には7席のカウンターとテーブル席、そして開放的なテラスがあり、日中は「GRANDE CAFE URAWA」として営業。浦和レッズの選手たちが食べるキーマカレーを使ったサンドウィッチなど、フットボールと食文化を融合させたメニューも人気です。

「まちのビール×フットボール」というテーマのもと、浦和の街を一つにするコミュニティハブを目指す U.B.P Brewery。ビールを片手に仲間と歓声を上げる時間こそが、彼らが描く“浦和プライド”の象徴です。