West Coast Brewing(WCB)は、静岡市・用宗漁港に拠点を置くクラフトビール醸造所。
2019年に免許取得・醸造開始以来、ホップの香りを主役にした“Made in America”な味づくりで、飲んだ瞬間にビール観を塗り替える体験を目指してきました。
オーナーで建築家のデレック・バストンがアメリカ西海岸で培った感性を日本で再現するため、アメリカの名門Premier Stainless Systemsの設備を導入し、ホップバックやドライホップ重視の設計で多彩なスタイルを展開。
発酵タンクは12基、用宗の地下60mから汲み上げる高純度の井戸水を用い、アメリカ・ニュージーランド・オーストラリアの厳選ホップを冷蔵で仕入れて惜しみなく投入することで、鮮烈なアロマと飲み飽きないドライなキレを両立させています。
WCBの合言葉は「Beer First」。
原料のコールドチェーンから樽の取り扱い温度管理まで品質最優先の思想を徹底し、毎週のように新作をリリースする“クリエイティブの回転”を止めません。
日本的なフラッグシップ固定に頼らず、季節や気分に寄り添うレシピを次々に更新しながらも、強いホップ由来の香味、スタイルに即した苦味や酸味、そして何杯でも手が伸びるドリンカビリティという“WCBのバランス”を一貫して追求。
用宗の港町に根づく世界観づくりにもこだわり、英国人イラストレーターと共作するHop Dudeのキャラクターや、オーナー自らが手がける空間デザインで「飲む前から楽しい時間」を演出します。
アメリカの“今”を日本でフレッシュに届けるという原点から、樽熟成プログラムなど新たな挑戦も視野に、WCBは今日もホップで心を躍らせる一杯をつくり続けています。