カマドブリュワリー(株式会社東美濃ビアワークス)は、岐阜県瑞浪市釜戸町に2020年誕生したクラフトビールブルワリーです。東濃地方の豊かな風土や美濃焼の伝統が息づく地で、「カマド」という名に象徴される“窯”のように、地域の文化や物語をクラフトビールに込めて発信しています。
ブルワリーの中心となるのは、国内外でその名を知られる醸造家・丹羽智氏。25年以上の醸造歴とビアワングランプリ3連覇の実績を持ち、多様なビールスタイルを独自の感性で表現。自然酵母ビールやハイアルコールビールなど、新しい領域の開拓者でもあります。そのクリエイティブな技術と情熱を活かし、懐かしさと未来を感じさせる“カルチャーミックス”な一杯を地域に根ざしながら届けています。
代表のえりさんはUターン起業家として、地元・釜戸町への想いを胸に、「きょうの1杯、あすへの活力」を合言葉に、地域ブランドの発信と明るいまちづくりを推進。個性的なメンバーが力を合わせて、温かい雰囲気と挑戦心あふれるブルワリーを形作っています。
また、醸造所開業支援や技術研修にも積極的で、全国に弟子や仲間を持つ“つながり”の場でもあり、年2回の「カマフェス」などコミュニティイベントも開催。
伝統と革新、そして人の縁を大切にしたカマドブリュワリー。ここで生まれるビールには、東美濃の土地と人々の物語が、確かに息づいています。