秋田あくらビールは、秋田市の中心部にある歴史的な日本酒蔵を再生し、1997年に創業したクラフトブルワリーです。1994年の地ビール解禁をきっかけにビール事業に参入し、秋田では2番目、日本のクラフトビール業界では第一世代にあたる老舗のひとつです。
「あくら」の名は、もともと日本酒の“蔵”に由来し、発酵王国・秋田の酒造りの精神を受け継いでいます。
本場ドイツ・ミュンヘンで学んだ伝統的なビール醸造技術をベースに、挑戦と革新の精神を大切にした個性的なビールを展開。秋田産ホップやお米など地元の素材を積極的に使用し、地域の魅力をビールで発信しています。
2022年には「なまはげIPA」がワールドビアカップで金賞を受賞。限定醸造“AKITA CRAFT BATCH”シリーズなど、意欲的な新商品もリリースしています。
2022年より運営が秋田ノーザンハピネッツ株式会社に引き継がれ、2025年には新ロゴ発表などリブランディングも実施。
伝統と革新を融合させ、地元に愛され、心休まる“蔵”として、これからも新しいビール文化に挑戦し続けています。