焼きいもが香る、川越の土地と心を映したクラフトビール
地元の素材から生まれた、COEDOの原点
「紅赤 -Beniaka-」は、COEDO BREWERYが最初に世に送り出したフラッグシップビール。川越の伝統的な農作物「紅赤芋」を原料に使い、この地の風土と文化をビールで表現するという挑戦から誕生しました。誕生のきっかけは、地元で大量に廃棄されていた規格外さつまいもの活用。クラフトビールと地域農業を結びつけた先駆的な一本です。
風味の決め手は“焼きいも”
特徴的なのは、使用するさつまいもが焼きいも加工されていること。遠赤外線で焼くことで糖度を引き出し、水分を適度に飛ばし、濃縮された香りと甘みをビールに取り込んでいます。さつまいも本来の持つやさしい甘さが、麦芽の旨味と溶け合い、コク深くも飲みやすい味わいを実現しています。
無ろ過エールでさらに進化
もともとはラガーとして展開されていた「紅赤」ですが、2015年に無ろ過・エールスタイルへと刷新。これにより、アロマがより華やかに、味わいに厚みと奥行きが加わりました。ろ過せずに酵母や原料の風味をそのまま活かす製法で、素材の個性が一層際立ちます。
グラスに注げば、豊かな香りと色合い
注いだ瞬間に広がるのは、カラメルや焼きトーストを思わせる香ばしいアロマ。グラスの中には、紅赤芋を思わせる濃い赤褐色が美しく輝きます。口当たりはやさしくまろやかで、7%というアルコール度数を感じさせない飲みやすさ。ロースト由来のほのかな苦味が甘さを引き締め、後味まで品よくまとまっています。
食事と合わせて楽しむペアリングビール
「紅赤」は料理との相性も抜群。とくにおすすめは、うなぎの蒲焼。タレの甘みとビールの焼きいも由来の甘みが調和し、芳醇な旨味がふくらみます。また、塩焼き鳥のようなシンプルな味付けにも合い、甘みと香ばしさで全体の味を引き立ててくれます。赤ワイン的なアプローチで、幅広い和食と好相性です。
テロワールを体現する一本
COEDOが掲げる「テロワール」の概念を体現する「紅赤 -Beniaka-」。
地域の農業と共に歩んできた歴史が詰まったこのビールは、単なるクラフトビールを超えて、土地の記憶や背景までも感じさせてくれます。
まだ飲んだことのない方には、COEDOを知る入口として、ぜひ一度体験していただきたい一本です。
今や世界でも高い評価を受ける「紅赤」。
その一杯に宿るのは、COEDOのクラフトマンシップと、川越という土地の誇りです。
- 2017 Meininger International Craft Beer Award Silver Award
- 2015~2017 Australian International Beer Award Bronze Award
- 2016 LA international beer competition Bronze Award
- Classic Lager Style before Feb 2015
- 2012 European Beer Star Gold Award
- 2010 World Beer Cup Silver Award
- 2010 European Beer Star Gold Award
- 2009 European Beer Star Silver Award
- 2007~2009 iTQi Three Stars Award in row then honored “Crystal Taste Award”
- 2008 農商工連携88選「新商品の開発」
- 2007 Monde Selection Grand Gold Award