フルーティでまろやか、酵母の個性が生きるヴァイツェン
富士桜高原麦酒の「ヴァイツェン」は、南ドイツ発祥の伝統的な白ビールのスタイルを忠実に踏襲しつつ、日本の環境と技術で丁寧に磨き上げた、看板商品のひとつです。麦芽の50%以上に小麦麦芽を使用し、上面発酵・非加熱・無濾過で仕上げたこのビールは、白く霞がかった液色と、フルーティでまろやかな味わいが特徴です。
発酵には日本では数少ないオープン式発酵タンクを用い、タンク上部に浮いてくる混じり気のない新鮮な酵母のみを使用。その酵母が生み出すバナナのような甘いエステル香や、クローブを思わせる高貴なスパイス香がこのビールの大きな魅力です。IBUは12と控えめで、苦みよりも優しい甘みと滑らかな口当たりが際立ちます。
発酵温度の管理にもこだわり、香りと味わいのピークを丁寧に引き出しています。冷えた状態ではすっきりと、温度が上がるにつれて香りが開き、より一層フルーティな風味が広がるため、時間をかけて味わうのもおすすめです。
ドイツを訪れた経験のある人からも「本場と同じ味わい」と評価される品質の高さで、富士桜高原麦酒のクラフトビールを象徴する一本。日常の一杯にも、特別な乾杯にも、やさしく華やかな余韻を届けてくれます。
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インターナショナル・ビアコンペティション 2017 銅賞
World Beer Awards 2015 Gold
アジア・ビアカップ 2017 金賞