焼きたてアップルパイの香りが広がる、甘くてスパイシーな秋冬限定ビール
サンクトガーレンの「アップルシナモンエール」は、焼きりんご、シナモン、メープルシュガーを組み合わせた、まるでアップルパイのような味わいのフルーツビール。秋から冬にかけての季節限定で登場します。
使用するのは、長野県伊那市の“訳あり りんご”。傷や色ムラが理由で市場に出回らない果実を活用し、地元のパン屋さんの大きなオーブンで1日かけて500個をじっくり焼き上げています。焼き上がったりんごは細かく刻まれ、麦汁に投入。りんごの果汁も余すことなく使われ、工場はまるでアップルパイを焼いているかのような甘く香ばしい香りに包まれるそうです。
ベースには、カラメルモルトを中心とした5種の麦芽を使用。コク深い琥珀色のビールに、焼きりんごの優しい酸味と、メープルシュガーの香ばしさ、ほんのり効いたシナモンが重なり、香りも味もアップルパイそのもの。白い泡にもシナモンの風味があり、飲むたびに甘くスパイシーな余韻が広がります。
ホップは控えめ(IBU 18)で、ほのかな苦味がアクセントに。冷やして楽しむのはもちろん、ホットビールとして温めても美味しく味わえます。
季節によって使用するりんごの品種も異なり、9月はつがる、10月はジョナゴールドや紅玉、11月はふじ。旬のりんごがもたらす自然な味わいも、このビールの魅力のひとつです。
秋冬の食卓に、焼きりんごの香りと共に。グラスから広がる“飲むスイーツ”を、ぜひじっくり楽しんでみてください。