圧倒的ホップ感!まるで“ホップのシャンパン”

サンクトガーレンの「FRESH HOP IPA」は、夏に山梨県北杜市で収穫された“摘みたて”の国産ホップ〈かいこがね〉を使用した、数量限定のIPAです。ホップ収穫から24時間以内にビール釜へ直行するスピード仕込み。熱乾燥を一切せず、香りも成分も失われていない“生ホップ”だけを使った、今この瞬間しか味わえない特別なビールです。

ホップの主役感は別格。合計7回ものホップ投入(マッシュホップ、煮沸後投入4回、ドライホップ2回)で、ホップの魅力をこれでもかと凝縮。グラスに注いだ瞬間、まるでホップ畑の中にいるかのような、青々としたグラッシーな香りが広がります。

ボディ(糖度)は極限まで削ぎ落とし、最終比重は1.000。ドライでシャープな飲み口ながら、ホップ由来の柑橘や金柑を思わせる香りがふわっと甘く感じられる、意外なふくよかさも。苦味(IBU)は37と控えめに調整され、あくまで香りとフレーバーが主役の設計です。

使用されているホップ〈かいこがね〉は、日本で初めて種苗登録されたホップ。かつては誰も使ってくれなかった品種を守り続けた農家・浅川さんの努力によって、いまふたたびビールとして甦りました。

“ホップは松ぼっくりの花”——そのひとつひとつを手でほぐし、繊細な香り成分を逃さず抽出する徹底ぶり。さらに、香りを引き出すために導入されたホップニック装置で、2次発酵中にもホップを循環させて香りを最大限に引き出しています。

ドライでクリーン、なのにフルーティで芳醇。糖度ゼロでも広がるホップの奥行き。まさに“ホップのシャンパン”と呼ぶにふさわしい一杯です。今しか出会えない、その瑞々しさをぜひ体験してください。