春を味わう、“桜餅風味”の優しいビール
サンクトガーレンの「さくら」は、春の訪れとともに楽しめる季節限定のフレーバービール。長野県伊那市高遠の八重桜の花と葉を使用し、まるで桜餅のような香りと味わいを感じられる一本です。
高遠の桜は「天下第一の桜」とも称され、「さくら名所100選」にも選ばれる名所。その花と葉を毎年GW前後に手摘みで収穫し、塩漬けにして一年間じっくりと寝かせます。ビールに使う直前に塩抜きし、柔らかくまろやかな香りを引き出します。桜餅のようなあの甘くほろ苦い香りは、桜に含まれるクマリンという成分によるもの。塩漬けによって生成され、まるで春を丸ごと閉じ込めたような風味になります。
ベースのビールには、通常の大麦麦芽に加えて20%の小麦麦芽を使用。さらに、神奈川県海老名市の泉橋酒造で栽培された酒米「楽風舞(らくふうまい)」を加えることで、お餅のようなふっくらとした甘味と、道明寺桜餅を思わせる風合いをプラスしています。ホップは控えめで、桜の香りを引き立てる穏やかな仕上がり。口当たりはやさしく、アルコールは5%、IBUも17と飲みやすさも魅力です。
桜の名所・高遠の春、道明寺のふくよかさ、そして酒米の甘み。そんな春のごちそうを一杯のビールにぎゅっと詰め込んだ「さくら」、花咲く季節にぴったりの一本です。冷やしてグラスに注げば、春の香りがふわりと広がります。