立飛麦酒醸造所(TACHIHI BREWERY)は、東京都立川市に誕生したクラフトビール醸造所です。運営するのは株式会社立飛ホスピタリティマネジメント。
戦前、飛行機を設計・製造していた「立川飛行機株式会社」の跡地に建てられ、「クラフトマンの精神を未来へつなぐ」という思いのもと、2021年12月にオープンしました。
100年の歴史をもつ立飛のクラフトマンシップを受け継ぎ、世界に約150種類あるビアスタイルの中から厳選した本格派のビールを、原料・製法のすべてにこだわって醸造しています。「make the future a better place(未来をより良い場所に)」を掲げ、地域社会とともに成長し、立川の地からビール文化を未来へと発信していくことを目指しています。
醸造長の清水秀晃氏は、長年ブルワリーで経験を積んだ職人。立飛麦酒醸造所では、副原料を使わず、麦芽・ホップ・水・酵母のみで仕込む正統派のビール造りにこだわっています。無濾過で仕上げたピルスナーは、シングルモルト&シングルホップ(SMaSH)で醸造され、素材の個性とスタイル本来の味わいを最大限に引き出しています。
立飛麦酒醸造所の理念は、「ビアスタイルの原点を伝えること」。派手さや流行に流されず、クラフトビールの多様性の根底にある“基本の美味しさ”を伝えることを大切にしています。清水氏は「原点を見つめ直し、品質を磨き続けることで、クラフトビールの未来をつくりたい」と語ります。
クラフトマンがいた土地から再び生まれたクラフトビール。
立飛麦酒醸造所は、伝統と革新が息づく立川の地で、これからも“本物のビール”を通じて人々に感動を届け続けます。