この記事は「ビール Advent Calendar 2025」の12月21日の記事として投稿します。
「『ビール Advent Calendar 2025』に登録したけど、どんな記事をかけばいいかなー?」って悩んでたんですけど、先日弊社の忘年会を行ったので、その時の様子を書きたいと思います。
忘年会をやるなら、せっかくビアラテってサイトをやっているので、どうせならクラフトビールが飲めて、できればお土産でも持って帰れるお店がいい。
そんなことを考えて、以前ブログでも紹介した赤羽の「UNDERGROUND」で忘年会をやることに決めました。
集合時間の10分前。
赤羽駅東口を出てすぐの一番街は、ネオンが煌々としていて、「ああ、年末だなあ」という空気が全開でした。
ただ、今回向かうのはそちら側ではなく、線路沿いにあるお店。
前回は明るい時間帯に来たのですが、夜に来るとまた雰囲気があっていい感じです。
店の外には、その日のタップリストが書かれたメニューも置かれていました。
入店前に何が飲めるかわかるの、地味にありがたいですね。
今回の忘年会は、私とhirasawa、そして日頃お世話になっている方2名の、計4名。
全員きっちり時間内に到着。社会人としては当然ですね(笑)。
クラフトビールを楽しむ忘年会の始まり
最初の一杯は飲みやすそうなものから
乾杯のビールは、PAINT PALETTE BREWING(兵庫)の『SCENIC CONTOUR』。
人気ホップのシムコーを中心に添えたレシピ。トロピカル感やオレンジなどの柑橘感がパワーアップし、前作が持っていたキレを残しつつ、バランスを調整し、寒い冬にゆっくり飲むにもピッタリな仕上がり
とのこと。
実際に飲んでみると、確かにキレがあって、苦みも強くなく、かなり飲みやすい。
乾杯の一杯としてはちょうどいい選択だったな、と思います。
ただ、周りを見渡すと、飲み比べもかなり美味しそうで…。
3種飲み比べは、グラスを入れている箱にそれぞれチョークで番号が書かれているんですが、5番のWest Coast Brewing『Black light』は、かなりクセが強かった。
スパイス感というか、ハーブ感がものすごくて、「これはビール好きでも好み分かれそうだな」という印象。
例えるなら、ウイスキーでいうアブサンっぽい感じ…?伝わる人には伝わると思います。
ビールと一緒に、つまみも順調に
乾杯してすぐ、おつまみも到着。
18時スタートだったこともあって、店内はまだ比較的落ち着いていて、料理もテンポよく出てきました。
この肉の盛り合わせ、なかなか美味しかったです。
味付けも重すぎず、ビールの邪魔をしないさっぱり感がちょうどよかった。
2杯目は、濁り強めの一杯
2杯目は、Inkhorn Brewing(目白)の『Uguisu』。
調べてみたら、鬼子母神駅近くのブルワリーで、上京してすぐ働いていた場所のすぐ近く。これはいつかタイミングを見て行ってみたいですね。
写真でわかるように、見た目の濁りがかなり強め。
Nectaron, Citra, Nelson Sauvin ,Rakauに少しだけMosaicといった構成。ホップ由来の、桃というより西洋スモモのようなフルーツ感にグレープフルーツのような柑橘感が出ていて草っぽいダンクさと若干パサっとした苦味がシルキーな口当たりの最後をきゅっと締めてくれます。
確かに飲んでみると、柑橘感がかなり前に出てきます。
これはおつまみと合わせるより、単体でじっくり飲み切った記憶があります。
これはもう、ビールというより…
3杯目は、West Coast Brewing(静岡)の『Nemesis Nector』。
アルコール度数13%。価格もレギュラーサイズで3,000円と、なかなかのインパクト。
木樽由来のウイスキー香に重なり、チョコレートやキャラメルを思わせる甘い芳香。加えてオレンジやベリーのようなフルーティー感から、温度が上がると副原料として投入したバニラの甘く優しいアロマが。アフターにはカカオニブの心地よいほろ苦さと、ナッツのようなロースト感が長く続き、特別な余韻に。
説明通り、とろみがすごくて、味は完全にウイスキーボンボン。
回し飲みしましたが、「ウイスキーボンボンだね」という感想が口々に出てくるくらい。
正直、「これはもうビールじゃないな(笑)」と思いましたね。
サービスでいただいた、やさしい一杯
4杯目は、Groundtap Brewery(愛媛)の『TWO』。
残りが少なかったらしく、お店の方がサービスで出してくれました。ありがたい。
モルト由来のカラメリックな甘い香り、デコクション製法によるリッチなコクがありながらも、軽めのボディとナチュラルカーボネーション製法による優しい炭酸で、宴で杯を重ねたいビールに仕上がりました。
実際、炭酸もかなり穏やかで飲みやすい。
心なしか檜のような香りも感じられて、味も香りも楽しめる一杯でした。
最後は、やっぱり安心感
締めは、Far Yeast(山梨)の『Far Yeast White』。
これは自宅でも何度か飲んでいますが、最後はやっぱり安定感を求めて。
改めて飲んでも、飲みやすくて美味しいですね。
ざっくりだけど、満足度高めの忘年会
かなりざっくりしたビールレビューになりましたが、こんな感じで忘年会はビールをたくさん楽しみました。
「UNDERGROUND」は、お土産ビールも充実しているので、この日もしっかり購入。
こちらは、今後レビューで少しずつ紹介していく予定です。
来年もビールを楽しみながら情報発信していきたいと思いますので、定期的にビアラテをチェックしてもらえると嬉しいです。