珍しかったので思わず買ってしまった、世嬉の一酒造の「禁酒時代のヒール」。
この名前は中々ユニークですね。由来はビール紹介ページにも書いてあるので良ければご覧ください。
さて、ちょっとだけ久しぶりになったノンアルコールビールですが、今回のは、クラフトビールと殆ど変わらない製法で、しかもペールエールタイプと言うノンアルでは珍しいスタイルです。
どんな感じか気になりますね。
ってことで、レビュー行ってみます。
どこかハーブっぽい香りと味わい
香りを確かめると、華やかというか少しハーブみたいな香りがしました。
使ってるCitra(シトラ)っていうホップは、グレープフルーツやライムのような柑橘(シトラス)香がするらしく、その香りなんでしょうか。
実際に飲んでみると、その香りとともに、なんとも不思議な味がしました。
苦みは殆ど無く、炭酸もかなり弱めでした。最後の方で麦芽の甘みを感じたかな。
確かにノンアルって特に原材料がビールと同じ場合に、麦芽の甘みが強くなりすぎてしまう事も多いので、その辺りのバランスを苦み無しで取っている感じでしょうか。
中々独特ではありますが、クラフトビールを飲んでいる感覚が得られるので、ペールエールも味の幅が広いけど、確かにそれっぽい感じはあります。少なくとも大手のノンアルとは明らかに違うなって感じます。
うまいのかまずいのか、好きなのか嫌いなのか。いずれもハッキリしない。
とは言え、決して嫌だとは思わないんですよね。
ただ、最後の方ではわりと有りかなって思ってたので、何度か飲んでたらこれは癖になりそうな気もしました。
しかしお値段がちょっと高い…2025年8月21日現在の公式サイトでは、594円(税込)となってます。
ノンアルコールビールに600円弱は、お店でもちょっと高めだなって思ってしまうので、もう少し気軽に飲めるお値段だと嬉しいですね。
ビール苦手な人に勧められるか
香りのクセが強めで、味も結構独特な感じなんですよね。
とは言え、苦みは無いし飲みにくいってことは無いので、悪くはないと思います。
飲める指数としては
ビール苦手なボク独自の指数。1本飲みきれるかどうか。
普通に1本飲める。
でした。
後、ひと口、ふた口って所でもう少し飲みたいかもって思ってたので、また機会があれば買いたいけど、お値段が気になってしまう。