香ばしさとほどよい苦み、じっくり楽しむ一杯
COEDOシリーズ、4本目は「伽羅 -Kyara-」。
以前飲んだ記憶はあるものの、頻繁に見かける銘柄ではないから、味についてはそこまで明確な印象が残っていない。なので今回、ちょっと新鮮な気持ちで手に取ってみた。
hirasawaのレビューでは、苦みが目立ったみたいなんですが、個人的には苦みにそこまで抵抗があるわけじゃないので、その辺も確かめつつの一本。
グラスに注ぐと、泡立ちはしっかり。香りもグラスに近づけるとふわっとくる。
口に含んでみると、なるほど確かに苦みは感じる。でも、きついくらいの苦みではなくて、むしろ香ばしさと一緒に口の中に広がる感じが心地よい。
飲みごたえもそこそこあって、ゆっくり味わいながら飲むにはちょうどいい一本だった。アルコール度数は5.5%と少し高めだけど、飲んでいる時に重さを感じるわけではないし、個人的にはかなり飲みやすい部類に入ると思った。
単品でも満足。次はポテチやナッツなどと一緒に
今回はビール単品でじっくりと楽しんだけど、おつまみとの相性もかなり良さそう。
最近恒例の塩味の効いたポテトチップスをはじめ、ナッツやチーズかもいいと思う。
「毬花 -Marihana-」や「瑠璃 -Ruri-」のようなすっきり系とはまた違った、苦みや香ばしさがあるタイプなので、味のあるおつまみともバランスが取れそう。
香ばしい余韻を楽しむCOEDOの落ち着いた一杯
COEDOの中でも苦みと香ばしさがしっかりあり、飲みごたえのあるビールだった。
苦みが強く感じる人もいるかもしれないけど、個人的には程よいアクセントに思えたし、そういった意味では飲み慣れている人向けの一本かもしれない。