今回飲んだのは『サッポロ 冬物語』。
まだ秋ではあるけれど、「そろそろ出始めたし飲んでおこう」と思って購入した一本だ。
昔は冬になると毎年飲んでいたが、ある時期から焼酎にハマってしまい、しばらく遠ざかっていた。久しぶりに飲むこの冬物語が、どんな印象に変わっているのか気になりながらの開栓だった。
最初はキレのあるスッキリ感が気持ちいいが…
グラスに注ぐと、泡立ちはやや弱め。
ひと口飲むと、まず感じるのはスッキリとした軽快さ。重さをまったく感じず、非常に飲みやすい。
キレもしっかりあり、ビールを飲んでいる実感をしっかり味わえる。
ただ、飲み進めるうちに印象が変わってきた。
冷たい状態ではキレと爽快感が際立つが、少しぬるくなるとそのシャープさが薄れ、全体の味がぼやけてしまう。
後半になると、炭酸麦ジュースのような軽い印象に変化し、最初の満足感とは少しギャップがあった。
このビールは冷たいうちに一気に飲み切った方が、本来の良さをより感じられると思う。
おつまみにはいつもの堅あげポテチを合わせた。
前半はビールのキレと塩気のバランスが良く、非常に美味しく感じたが、後半になるとやはり勢いが落ちる。
やはり“冷たいうちに一気に飲む”のが正解だと実感した。
温度変化で印象が変わる一本
感想としては、スッキリ感とキレの良さが印象的な一本だった。
重さがなく、どんなシーンでも飲みやすい。
時間が経つとやや味がぼやけてしまう印象はあるが、キンキンに冷やして飲めば十分に満足できると思う。