『前略 好みなんて 聞いてないぜ SORRY 其ノ四』と一緒に購入した一本。
ISEKADOのヘイジーIPAは前からちょっと気になってたので、この機会に試してみることにした。
甘みと苦味の心地よい両立
グラスに注ぐと、泡立ちはしっかりあってきめ細やか。見た目はヘイジーらしい白濁りで期待値は高め。香りはフルーティーさとほんのりスパイシーなニュアンスが混じっていて、第一印象から結構好み。
一口飲むと、甘みがふわっと広がったあとに程よい苦味が追いかけてくる。どちらか一方に寄りすぎることなく、バランスが取れている感じがいい。それから、ちょっとスパイシーな感じもした。それらしい原材料は入っていないはずなんだけど、ちょっと不思議。
アルコール度数は6.5%あるらしいけど、全く重たく感じないから、ついスイスイ飲んでしまいそうになる。
面白いのが、時間を置いてからの変化。最初は苦味がやや立っていたけど、10分くらい経つとその角が取れて、よりまろやかになった気がする。これは最初から最後まで味の移り変わりを楽しめるタイプだなと思った。
今回は単品で飲んだけど、ポテチやナッツ系とも相性良さそう。特に苦味がやや和らいだ後半は、塩味のつまみと合わせるとより甘みが引き立ちそう。
アルコール度数を忘れる軽快さ
総じて、見た目の濁りと味の厚みがありながらも、重たさを感じさせない絶妙な一本。ヘイジー好きにはもちろん、これから試してみたい人にもおすすめできる。
ISEKADOは好きなビールが多いんだけど、これも好きな一本になった。