ゴクゴクいけるけど、ちゃんと旨い

ISEKADOの「ウエストコーストピルスナー」、気になってたけどようやく飲めた。
グラスに注いだときの第一印象は、とにかく泡立ちがきれい。シュワっとしっかり立ち上がる泡と、透き通った黄金色の液体で、見た目からして「これはうまいやつ」って感じが伝わってくる。

口に含んでみると、予想通りのガツンとした苦味。ただ、喉を通るときは意外なほどスムーズで、重たさやクセみたいなものは感じなかった。香りはそこまで感じなかったけど、ビール感はしっかりあって、余計な甘さがない分、無駄のない潔さが光る一本って印象。
苦味はあとを引く感じで、飲み終わった後も口の中に少し残る。でもそれが不快とかじゃなくて、「ああ、ちゃんとビール飲んだな」って余韻を残してくれる感じ。キレも良いし、炭酸の強さもほどよくて、夏の日にゴクゴクいきたいタイプの一本だと思う。この日はあえてつまみなしで試してみたけど、正直それでも十分楽しめた。

暑い日にごくごく飲みたい、苦味しっかりの一本

これはしっかり苦味で押してくるタイプ。クラフト感もあって飲みごたえあるし、「スッキリはしてるけど、薄くない」っていうバランスの取り方が上手い。ビールらしさを求める人にはかなり刺さるんじゃないかな。
普段の晩酌にもいいけど、暑い時期、特に風呂上がりとか、バーベキューのときなんかに飲むと抜群に合いそう。クセのない香りとキレのある飲み口で、しっかり楽しませてくれる一本だった。