今回飲んだのは、Let’s Beer Worksの『Red IPA』。
先日ブログにも書いた、東十条にある「Let’s Beer Works」の店舗で飲んだ後、その場でお土産として購入した一本だ。
店舗で飲んだビールがどれも美味しくて、「ここで買うなら何を選んでも間違いないだろう」と思わせてくれたブルワリー。
さらにhirasawaのレビューでも、全体的にかなり満足度の高い1杯だったとのことで、期待値は自然と高まっていた。

程よい苦味と香り、バランスの良い一杯

グラスに注ぐと泡立ちはよく、見た目からして非常にきれいな仕上がり。
まず感じるのは、程よい苦味とふわっと広がる香り。苦味が強すぎるわけではなく、香りとのバランスがとてもいい。
そこにしっかりとしたコクが加わることで、全体として飲みごたえのある味わいになっている。

アルコール度数は6.5%とやや高めで、その数字に見合う満足感のある一杯。ガツンと重いタイプではないものの、「ちゃんと飲んだ」という充実感をきちんと感じられるIPAだと思う。
ビール好きはもちろん、お酒全般が好きな人にも刺さりそうな、しっかりとしたタイプのビールだ。

今回はおつまみを合わせず、ビール単体で味わった。
程よい苦味と香り、そしてコクが揃っているので、食中酒としても、食後にゆっくり楽しむ一本としても十分に成立するタイプだと感じた。濃いめの味付けの料理と合わせても、きっと負けずに存在感を発揮してくれると思う。

完成度はかなり高い。が、残念な点も…

唯一残念だったのは、ビール自体の完成度は高いのに、「賞味期限ギリギリの状態で手元に来てしまった」という点。
購入したのが10月末あたりで、賞味期限も同じく10月末だった。ラベルをきちんと確認していなかった自分にも落ち度はあるが、できればそのあたりはもう少し丁寧に管理してほしかったというのが正直なところだ。

とはいえ、味そのものはしっかり楽しめたし、「また Let’s Beer Works のビールを飲みたい」という気持ちはまったく揺らいでいない。
Red IPA としてのバランスもよく、飲みごたえも十分。
全体としては、とても満足度の高い一本だった。