久々に飲んだらあの頃の記憶がよみがえった
水曜日のネコ。久しぶりに飲んだけど、やっぱりこのビール、自分にとってちょっと特別な一本だなって改めて思った。クラフトビールにハマるきっかけになったのが、実はこれ。あの頃は有名どころのビールばっかり飲んでて、初めて飲んだ時「こんなビールあるんだ!」と驚いた記憶がある。
グラスに注ぐと、やや濁りのある明るいゴールド。見た目は派手じゃないけど、ふんわりと漂ってくる小麦の甘い香りなんとも心地いい。口に含むとその甘さがふわっと広がって、口から鼻へ、やさしく抜けていく感じがたまらない。あぁ、これこれ。久々だけど思い出した。
飲み口はやわらかくて、炭酸も控えめ。ごくごく飲めちゃうけど、ただ軽いだけじゃないのがいいところ。小麦の甘みとやさしい風味がじんわり残って、飲みごたえもしっかりある。
つまみは控えめでOK。単品で成立するやさしさ
この日はつまみなしで飲んでたんだけど、全然物足りなさはなかった。むしろ単品で飲んだ方が、このビールの香りとか甘さとかがよりはっきり感じられて、正解だった気がする。とはいえ、もしつまみを合わせるなら、チーズとか、クラッカーとか、枝豆。濃い味の料理だと、この繊細な風味が埋もれちゃう気がする。
クラフトの入口にも、ちょっとしたご褒美にも
久しぶりに飲んだけど、「こういうビールがあるんだよな」って思わせてくれる特別な一杯。はじめてビールの面白さを教えてくれた水曜日のネコ。ネコの絵柄の缶もかわいくて、つい手に取りたくなるんだよね。