フェスの高揚と自然の恵みが融合した、祝祭のベルジャンセッションIPA
「KEYAKI(ケヤキ)」は、北海道・鶴居村の Brasserie Knot が手掛けたアルコール度数4.5%のベルジャンセッションIPAです。
「2025けやきひろば秋のビール祭り」30回記念コラボビールのひとつとして誕生し、フェスの高揚感とクラフトビールの奥深さを軽やかに調和させた特別な一杯です。
ホップには、オーストラリア産「メルバ」、アメリカ産「エルバス」、そして北海道・上富良野産の「カスケード」を使用。ベルジャン酵母がもたらすフルーティな香りの中に、ピーチやパイナップルのような甘やかな果実香が重なり、IPAらしい鮮やかな苦味が全体を引き締めます。低アルコールながら、香りと味わいに深みを備え、昼下がりの乾杯にもぴったりの仕上がりです。
このビールには、Brasserie Knotを率いる植竹大海氏のキャリアと想いが凝縮されています。COEDO、うしとら、忽布古丹、Godspeed Breweryといった国内外の名門で研鑽を積んだ彼が掲げる理念は、“ビールとつなぐ、ビールでつなぐ”。自然、地域、人、人、そしてカルチャーを結びつける存在として、Knot(結び目)の名を冠しました。
鶴居村の旧小学校を再生した醸造所で造られるビールは、「引き算の美学」を重んじた“きれいな味わい”を追求し、食や音楽、アウトドアなど、あらゆる場面に寄り添うことを目指しています。
植竹氏がこの記念ビールにセッションIPAを選んだ背景には、彼の原点とも言える2013年の「けやきひろばビール祭り」での経験があります。
COEDO在籍時に手掛けたセッションIPAが大きな反響を呼び、後に「COEDO 毬花 -Marihana-」として定番化された――その思い出を胸に、今度は自身のブルワリーから新たな挑戦として「KEYAKI」を送り出しました。
軽やかで飲み疲れしにくい4.5%のボディに、ベルジャン酵母と新種ホップの魅力を重ねた「KEYAKI」。
仲間や家族と過ごすフェスのひとときにも、家で思い出を語りながら飲む夜にも寄り添う、祝祭の象徴とも言えるビールです。