型にはまらず、香りの自由を追い求めた一杯
シャルドネのような香りが立ちのぼる、個性派ゴールデンエール
「裏通りのドンダバダ」は、伝統的なベルジャンゴールデンエールをベースにしながら、既存の製法やスタイルにとらわれず、自由な発想で再構築されたクラフトビール。ベルギー酵母由来の香りに、ホップの爽やかなアロマが重なり、ワインのシャルドネを思わせるような果実香と軽やかなウッド香が複雑に広がります。
飲み口はドライで軽快ながら、アルコール度数6.0%のしっかりとした飲みごたえも兼ね備え、華やかでありながらも芯のある一杯に仕上がっています。クラシックに寄り添いつつも、固定観念に縛られないその姿勢は、まさに“偏愛を形にしたビール”という言葉がぴったりです。
「フリースタイル・ベルジャンゴールデンエール」という挑戦
このビールが属するのは「Free-Style Belgian Golden Ale」という、新しい感性から生まれたビアスタイル。従来のベルジャンゴールデンエールではあまり感じられないホップの香りをあえて引き立たせることで、爽やかさと奥行きを両立した独自の香味を実現しました。
高温発酵やドライホッピングのタイミング、糖類の添加といった技術的工夫を凝らすことで、重くなりすぎず、キレのある仕上がりに。伝統をリスペクトしながらも、新しい味わいを生み出す柔軟な発想が光ります。
ビールファンの感性に響く、受賞歴も納得の実力派
- Japan Great Beer Awards 銅賞(2022年)
ベルジャンスタイル・ブロンドエール部門
「ベルトの数より、胸の鼓動。」
型にはまらず、好きな香りや味をとことん追い求めた結果たどり着いた、自由と個性の詰まった一杯。気の向くままに、あなたの感性のままに楽しんでほしいビールです。