名前からしてとても気になっていた、しまなみブルワリーの「ストライクピルスナー」を新宿に寄った際に見つけたので思わず買ってしまいました。
我が家のビール在庫がどんどん増える一方なので、あまり買えなかったんだけど、それでも6本買ってしまったウチの1本。

飲んだのは昨晩ですが、レビュー書く気力はなかったので日中に。
では、ラガーのど真ん中を目指したというストライクピルスナーのレビュー行ってみます。

苦味しっかり。飲み方で印象が大きく異なった

香りの前に、泡立ちがものすごくて、最初にグラスに注いだ際は8割くらい泡になりました。
しかも持ちも良いんですよね。なので仕方なしに泡だけ飲んで注いで、飲んで注いでを繰り返してました。

その泡を飲んでた時に感じたのは、「泡苦いな!」でした。
香りもチェックすると、さすがにラガーのど真ん中と言うだけ有って、ビールと聞いて想像する香りそのものでした。

泡との戦いが続いていましたが、まずはひと口飲んでみると、泡を飲んでた時と同じくらい苦いって思いました。
飲んだ瞬間最初に苦みが来る感じかな。ここまでハッキリ苦いとちょっと苦手かなって思ったりもしてたんですが、妻が飲んでみると「え、別に特別苦いと思わないけど?」みたいな反応でした。

これは、スーパードライで感じる苦味の感じ方に近いのかも。
なんでこんなに印象が変わるか気になったので、飲み方で違うのかなと思い色々試してみました。

まず普通にボクが飲む場合は、一度口に含んでから飲み込むって感じ。これだと結構苦い。
だけど、含まずにそのまま飲むと不思議と苦みが殆ど感じないんですよね。もちろんそのままゴクゴク続けて飲めば苦味もあまり感じないです。

ラガーのど真ん中を目指したというのは正にって感じで、やはりキンキンに冷やしてゴクゴク飲んだ時に最高に美味しいと感じられる1杯なんだと思いました。
実際飲み応えも十分だし、キレもしっかり感じられて、そのコンセプトに嘘偽り無し。

そのコンセプトに対して少しだけ違和感も

しっかりピルスナーを感じられて、ゴクゴク飲んだら最高にうまい1杯だったら別に良いとは思うんですが、原材料を見るとアイリッシュモスが使われており、品目が「発泡酒」なんですよね。
ラガーのど真ん中を謳うなら、そこは麦芽とホップのみで品目「ビール」にして欲しいって思っちゃいます。

クラフトビールだからもちろん自由で良いんだけど、ストライクピルスナーに関してはコンセプトが「ラガーのど真ん中」なんだから、原材料含めてビールにして欲しかったなぁというちょっとした違和感は感じます。

ビール苦手な人に勧められるか

IBU(国際苦味単位)は不明。結構苦く感じたけど、実際のIBUは低いのかも。
上述したように、ゴクゴク飲んだら苦味は感じにくいけど、ビール苦手が感じる苦味に思えたので、これは勧め難い感じです。

飲める指数としては

ビール苦手なボク独自の指数。1缶飲みきれるかどうか。

1缶飲める。
でした。

苦味のキレも悪くないし、その苦味自体も「うぇ」って感じではないので、1缶飲み切るのは問題なかったです。
でも苦味の感じ方としては苦手な方向でした。